雑感

10キロの壁を越した娘の体調は、劇的に改善したと思う。
3年前の入院中に、以前の担当医が「根拠は無いが、経験からいくと体重が10キロを超えると体調を大きく崩すことは少なくなるんだよ」と言っていた。それは、娘と私への目標設定だった。10キロにするために、体重を減らさないようにこまめに計量していくことと増やすように指導されてきた。

体調を崩すことによって体重が減ることは、当然だろう。娘は、体重が減ることによって元々持っている症状を悪化させてしまい命に関わることがあるため、その部分は色々な人から厳しいことを言われてきた。それは、外見上で判断できるものではないために、私の勘にゆだねられていた。私が「何かおかしい」という部分を医療機関で確認してもらいながら対応してもらうことを続けてきた。

娘の子育てが、一筋縄ではいかないこと。
医療の助けが必要なこと。そして、どこの医療機関でもそれが同じように対応してくれるわけではないこと。
これは、意外だった。科学的根拠によって対処方法を考慮するであろう医療が、意外にも医師それも年齢や専門性とは全く関係なく対応が異なることについては、私がとまどった。相手にも言い分はある。でも親ならば、どこの誰でも同じような対応をするのだろうと思っていたのに、そうならない・・。それは、私がどこの誰に娘をお願いするかによって、助かるためのプロセスが異なるということ。
私は、娘がどうだったら一番楽かどうかを一番にするはずだったが、私の意志を汲んでくれる相手を探してしまった。

私は、娘にどうしたいという明確な日本語を持っているわけではない。
その時それぞれで変わってきたし、今の一番ベストであろう道はその時々で考えてきた。

娘が体重を減らさないように増やすことは、様々な方法がある。
体調を崩しても、減らさない方法はある。
娘の辛さを考えたら、私が選ばなかった方法が楽だったのかもしれない。
そんなことを振り返って、昨年の安定してきた娘の体調について、反省してみた。

「後悔しないように選んで欲しい」という日本語はものすごく無責任だと思う。
他の道がある以上は、他の道を選ばなかったという後悔を絶対してしまうのだから。
私は、結果については後悔しないが、プロセスについて後悔しなかったとは言いきれない。自分で選んでいるけれど、それが一番だと思っているけれど、他の道だったらどうなるのか・・・その思いを、どうしたらいいかも教えて欲しい。